【撮り方】何を撮ったら良いのか分からない…を克服する方法のひとつ
多分ね…
先日、青いジャケットを着て自転車に乗っているおじさん、ビル・カニンガム。 そのストリートファッションスナップの巨匠が亡くなられたというニュースが流れていた。
この人の映画は恵比寿の写真美術館観たんだけど、今でも鮮明に覚えている。
偏執病にも似た、自分の好きへの拘り、好きを貫くこと。
写真にハマってた時に自分もこう有りたいな、とすごく憧れたのは覚えている…
実際はトラブルも恐いので、ストリートで人のスナップは撮ったこと無いけれど…
以下、授業メモ。
何を撮ったら良いのか分からない…
写真をはじめた初心者の方の質問で結構多いのがコレのような気がする。
他の講師の方々も「テーマを決めて写真を撮る」と大抵はアドバイスされてるみたいだけど…
そんな目的意識を自分から作り出せるひとなんてなかなか居ない気がしますし、
そもそもそれが出来る人はこんな場末の写真講座なんかには来ないよな…
感じる、気になる事と、指先を関連付けてあげる
いろんな疑問点や、写真の改善点はとにかくいっぱいあるけど、まずは、いっぱい撮る。
撮らなきゃ何も始まらない、カメラのシャッターを切ることを苦に感じないぐらいになる。
そのためにも、街に繰り出して色んなものを撮りまくるのが良いと思う。
じゃぁ、何を撮ればいい??
自分が見て感じた違和感とカメラのシャッターを切る動作を連動させるためにはどうすればいいか?
観察力を鍛えるトレーニング
先ほどの「テーマを決めて写真を撮る」この言葉だけを投げつけるには、少し無責任な気もするので、以下のような宿題を出したりします。
「街にある文字を探して撮ってくる、何枚でもオッケーです!」
簡単に言うと、街を歩きながら、気になる文字を撮ってくる事を宿題にします。
「文字」には特に意味は無いんですが、さっきの「テーマ」をとりあえず「文字」とする。
街にあふれる文字を注意深く探すキッカケとして、観察力を鍛えます。
- この柱の模様面白いな
- ブリキの看板ってまだあったんだ
- この路地の影って不思議だな
などと注意深く「文字」を探すことで「探す」「感じる」とはどういうことかが少し分かるような気がします。そして、自分が感じる違和感や思いによって自然と色んな物が目につき、自ずとシャッターが切れるようになってくる(とイイね)。
そういった観察力を付けるための練習として「街の文字を撮る」のは良いと思います。
意外と集中力が研ぎ澄まされてくるので、オススメっす!
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いつもこの宿題の意図を説明するのを忘れるので、とりあえずメモ。
本日の撮影機材
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